2017/08/19

RevierSport/WAZの内田篤人の記事

【RevierSport】

退団が近づく内田
http://www.reviersport.de/356487---schalke-04-uchida-steht-vor-abschied.html


Manfred Hendriock
2017年8月19日 21:54



【WAZ】

内田、クラブ探しのためシャルケに暇をもらう
https://www.waz.de/sport/fussball/s04/schalke-stellt-atsuto-uchida-fuer-vereinssuche-frei-id211638121.html


Manfred Hendriock
2017年8月19日 21:59

写真キャプション:FCシャルケ04に7年。内田篤人、暇をもらう

ゲルゼンキルヒェン。内田篤人はFCシャルケ04を去ることになるだろう。シャルケはこの日本人の彼に暇を与えた。選手の意向による自発的なものだという。



※以下共通

観客に人気の日本人選手・内田篤人に、在籍して7年になるシャルケ04との別れが近づいている。

自身の未来を探るため、内田は本人の希望により数日間シャルケを離れる。ディレクターのクリスティアン・ハイデルは、これが選手の意向による自発的なものであると念を押した。「シャルケ04は内田篤人のような選手を追い出したりなどしない」。2-0で勝利したライプツィヒ戦の後、ハイデルはWAZとのインタビューの中でこう強調したのだった。

内田とハイデルの面会は金曜日に行われており、その中で右サイドバックの彼の展望について話し合われた。2010年にフェリックス・マガトが獲得した内田は、シャルケで長年のレギュラー選手であり、観客の人気者だった。しかし、厄介な膝蓋腱の負傷によりチャンスを失ってしまっている。最後にブンデスリーガの試合に出場したのは2015年3月である。

2016年末から内田は再び練習に復帰しているが、マルクス・ヴァインツィール指揮下においてもドメニコ・テデスコ指揮下においてもリーグ戦のメンバーとしてはプレーできていない。そのためどこか別の場所で機会を探ろうということのようだ。だが、目的地の候補については未だ不明である。




※このブログでのみ公開するという条件で翻訳・掲載の許可を頂いているので転載はしないで下さい


2017/05/19

RevierSportの内田篤人の記事

代表復帰を待ち望む内田
http://www.reviersport.de/352403---schalke-uchida-hofft-rueckkehr-ins-nationalteam.html


Thomas Tartemann
2017年5月19日 13:48

FCシャルケ04のディフェンダー、内田篤人は日本代表チームへの復帰が期待できそうだ。

「内田にはこれから代表戦への招集があるかもしれない。そうすればモチベーション向上へのさらなる刺激となるだろう」とシャルケスポーツディレクターのアクセル・シュスター。日本代表は6月7日にシリアと親善試合を行う。6月13日にはワールドカップ予選でイラクと対戦する。

長期の負傷離脱(膝蓋腱の問題)を経て、内田のコンディションは数カ月前から良くなっているが、シャルケの18人のメンバーに入ることはめったになかった。「ウシーの調子は良く、ひざに関してももう問題はない。だが、彼のポジションの右サイドバックはライバルが強力だということも忘れてはならない。昨夏のトップ補強の一人、コケは十字靭帯の負傷を経て再びコンディションが良くなっている。ティロ・ケーラーも右サイドバックで良いパフォーマンスを見せていた」とシュスター。

内田にとって新シーズンはその競争の中で追い越しをかけていくことが重要になるのだという。29歳の彼が“サムライ”として最後に代表戦に出場したのは、2015年3月31日のウズベキスタン戦(5-1)である。


※このブログでのみ公開するという条件で翻訳・掲載の許可を頂いているので転載はしないで下さい



2016/11/01

WAZの内田篤人の記事

内田
不運のシャルケ内田篤人に大きな進歩
http://www.derwesten.de/sport/fussball/s04/schalkes-pechvogel-atsuto-uchida-macht-riesige-fortschritte-id12323364.html


2016年11月1日 23:55

写真キャプション:まもなくシャルケのチームに復帰か。内田篤人

ゲルゼンキルヒェン。シャルケの観客の人気者、内田篤人は何か月にも及ぶひざのトラブル以来、これまでにないほど良い状態になっている。日本人の彼が最後に試合に出たのは、もうずっと前のことだ。

これはシャルケのマルクス・ヴァインツィール監督が近いうちに新加入選手を自軍の病院から獲得するようなものかもしれない。内田篤人は長い苦難の時期と何度かの再発を経て、練習場で大きな進歩を遂げている。

動き続ける日本人の彼の右ひざは負荷に耐えている。「実際のところ、内田の様子は非常に良い。現在のような状態はけがをして以来初めて」。内田のここ数週間の診察予定やリハビリ処置をしっかりと管理してきたシャルケのスポーツディレクター、アクセル・シュスターは喜ぶ。

だが、この右サイドバックはあと数日辛抱して待たなくてはならない。ブンデスリーガのホーム戦、対ヴェルダー・ブレーメン戦(日曜17:30からSkyにて放送)が終わってからの代表戦による中断期間中に、ケーニヒスブラオ(※訳者注:シャルケのこと)の不運な彼は次のステップに進む予定だ。現役終了の恐れがあるとの恐ろしい知らせが駆け巡った直後、良好な結果が得られた10月上旬のMRI検査の後に、スポーツ部門責任者クリスティアン・ハイデルはチーム練習への合流までに「4週間から6週間」かかると話していた。つまり内田篤人はベストなスケジュールで進んでいるのだ。

内田がシャルケで最後に試合に出場したのはずっと前

「篤人を完全に構想に入れることができるようになるまで、もうそれほど時間はかからないだろう。そうなればもう何も気を遣う必要はない。そこまで来れば、内田はすべての練習メニューに参加できるようになる。今は我々もまだ少し慎重で、練習によっては彼を外すこともあるので」とアクセル・シュスター。

二度のワールドカップに参加している内田が最後にブンデスリーガの試合に出場したのは、もうずっと前の話だ。2015年3月7日、“ウシー”は3-1で勝利したホームでのTSGホッフェンハイム戦の前半35分に、すでにイエローカードが出ていたマルコ・ヘーガーと交代で入った。続くヘルタBSC、バイエル・レバークーゼン、FCアウクスブルク、SCフライブルクとの試合でもチーム18人の中にメンバー入りしていたが、ウォームアップだけで終わった。膝蓋腱の問題が持ち上がったのはその後だった。内田は昨年4月から今日までブンデスリーガ49試合を欠場している。日曜日のブレーメン戦は、彼にとっては悲しく切りのいい記念日になる。

これからこのファイターが再び目指すのは、6年前に鹿島アントラーズから連れてこられた当時と同じ――痛みがない状態でサッカーをすることだ。1月初旬から始まるシャルケの冬のトレーニングキャンプは、内田にとって次の大事なステップになるかもしれない。特にプレッシャーがあるわけでもない。28歳の彼の就業証明書はシャルケで2018年6月まで有効なのだ。

Thomas Tartemann


※このブログでのみ公開するという条件で翻訳・掲載の許可を頂いているので転載はしないで下さい


2016/10/06

westlineの内田篤人の記事

診療録
いいかい内田篤人、すぐ戻って来るんだよ……
http://www.westline.de/fussball/schalke04/atsuto-uchida-junge-kommt-bald-wieder


2016年10月6日 09:28 Susanne Hein-Reipen

【ゲルゼンキルヒェン】 マドリードでのアウェー戦で彼がFCシャルケ04として最後にピッチに立ったのは1年半以上前のことだ。それ以来、クナッペン(※訳者注:シャルケの選手たち)の中に右サイドバック・内田篤人の姿はない。その長期負傷中の彼から吉報が届いた――。

2015年4月に膝蓋腱を手術した右ひざは、女子の憧れの的である日本人の内田を長期療養患者にしてしまった。背番号22の彼が練習場に戻ってきたというニュースは、後戻り、つまり問題のひざが再び腫れて不安定だという知らせといつも入れ替わるのだった。

先日は、よりにもよってヨーロッパリーグで快勝という喜ばしいニュースの後に、“ウッシィィィィィィ”が――シャルケで内田は愛情を込めてこう呼ばれている――28歳にして選手生命を絶たれる恐れがあるとの恐ろしい知らせがメディアを通じて舞い込んできた。クラブは即座にそれを否定した。新たに行ったひざのMRI検査で「明らかな回復の所見」が得られ、この前進が続けば基礎トレーニングの内容を引き上げることができるというのだ。

心のど真ん中

この吉報にケーニヒスブラオ(※訳者注:シャルケのこと)のファンたちは沸き立った。2010年に鹿島アントラーズからシャルケに移籍してきた小柄な日本人の彼を、ずっと前からファンたちは心底愛しているのだ。移籍当初はこの極東の青年のポジショニングに心臓発作を起こす観客もいたものの、その不屈の献身性と尽きることのない運動量で、ジェフェルソン・ファルファンと“ドリームチーム”を組み、ルール地域の人々の心をつかんでいった。ゲルゼンキルヒェンでの時間について内田は「僕はここで戦うということを学んだ」と語っている。

そのうえ、内田は日本におけるFCシャルケ04の知名度をぐっと上げた。“ウシー”は故郷日本ではポップスター並みの人気を誇り、“添い寝ポスター”まで出るほどだ。シャルケの日本語版ツイッターアカウントにはほぼ一人で約9万人のフォロワーを集めている。日出ずる国からやって来た女性ファンがきゃっきゃっとうれしそうにシャッターを押す光景は、シャルケではとうの昔に珍しいものではなくなっている。そして、内田篤人はすべてのファンに対し――それが無邪気な女子だろうがいかにもな労働者だろうが関係なく――果てしない親切さと計り知れないほどの寛容さで、1904回目の自撮りにも応じるのだった。

クラブマガジン『Schalker Kreisel』で熱烈なカリーヴルストファンであることを告白したウシーは、チーム内でも大変好かれている。かつての相部屋仲間、ユリアン・ドラクスラーに宛てた「調子どお? がんばつてる? キミはいなくてウシーさみしい ダーリン」メッセージはもはや伝説である。(※訳者注:内田&ドラクスラー置き手紙記事参照)

シーズン開幕イベントにおける内田のドイツ語インタビューは、しばしば爆笑を誘っている。2014年には「クソくらえだ、ありがとう!」と明るく言い放ち、今年は「クソったれBVB」と機転を利かせ、観客とニヤニヤ笑うチームメイトたちの心をつかんだ。

内田は日本代表として74試合に出場しているが、肉離れで数か月間休養していたにもかかわらず参加した2014年のワールドカップもそこに含まれている。当時のシャルケのディレクター、ホルスト・ヘルトはそれに批判的だったものの、度重なる日本での治療のときと同じく、ウシーの邪魔をしたくはなかった。もしシャルケが内田のブラジル行きに異議を唱えていれば、彼の苦難の歴史と離脱期間はより短期間で終わっていたのだろうか。後からそれを立証できる者はいない。それよりも前に内田はシャルケでの契約を2018年6月まで延長している。

「ひざは完治しない」ということわざが真実ではなく、彼が104というシャルケでのブンデスリーガ試合出場数をまだまだ伸ばせることをシャルケのファンは願っている。“ウッシィィィィィィィィ”がすぐにまた右サイドを疾走できるよう、皆で健闘を祈りましょう!



※このブログでのみ公開するという条件で翻訳・掲載の許可を頂いているので転載はしないで下さい


2016/09/08

WAZの内田篤人の記事

故障者
シャルケのコケに有効な注射治療、日本から戻ってきた内田
http://www.derwesten.de/sport/fussball/s04/spritzenkur-hilft-schalkes-coke-uchida-aus-japan-zurueck-id12177325.html


2016年9月8日 18:52

ゲルゼンキルヒェン。スペイン人コケは12月に合流する予定だ。アヴディヤイには2週間後の復帰が見えてきた。内田についてはもっと時間がかかるとみられる。

FCシャルケ04の理想フォーメーションが芝の上で実現するのには、あと数か月かかりそうだ。スペイン人の右サイドバック、コケはレギュラーメンバーとして構想に入れられていたが、開幕前の準備期間に入ってまもなく十字靭帯を損傷し、現在も復帰に向け慎重に取り組んでいる。シャルケのスポーツディレクター、アクセル・シュスターはWAZのインタビューでこう明かした。「コケは今も故郷にいる。あと14日ぐらいで戻ると考えている。彼のけがは保存療法で、今は注射治療を行っている」。

ヨーロッパリーグを3度優勝しているコケには、スペイン人医師による2回の治療で明らかな改善がみられたという。「その治療でいい効果が出ているので、これから3回目の注射を行う」とシュスター。ではこの守備のスペシャリストのこれからのスケジュールはどうなっているのか。43歳のディレクターはこう続けた。「12月に合流し、ボールを使って何かしらできたらいいと考えている」。ヨーロッパリーグへはそれから追加登録される予定だ。

コケとは異なり、内田篤人はすでに国際大会の舞台に登録されている。28歳の日本人は1年半前からひざの痛みに絶えず苦しめられ、最近は治療を受けるため故郷に滞在していた。「内田は帰ってきている」と話すシュスターは、内田のピッチへの復帰をも確信している。「私はプロの楽天家で」。それでも、長い離脱期間の後に何事も急かすわけにはいかないことは、マインツで働いていた彼にもわかっている。「フィジカルトレーニングやウエイトトレーニングを多く行って、他の部位に問題が出てくることはよくある。これは経験が教えるところだ。我々は時間をかけていく。3週間、6週間、はたまた12週間かかろうがかまわない」。

トンネルの奥に光が見えたアヴディヤイ

才能の持ち主ドニス・アヴディヤイはもうそれほど長く我慢して待つ必要もなさそうだ。20歳の彼はひざを負傷し、ドナウシュタウフの理学療法士クラウス・エーダーのところに滞在しているが、トンネルの奥に光が見えているという。「ドニスは2週間ぐらいで練習場に戻ってこれるかもしれない。この見通しは現実的なようだ」とシュスター。

ソーシャルネットワーク上のアヴディヤイはすでにかなり気分が高揚している様子で、ファンにこう約束している。「すぐにピッチでまたみんなを虜にできるように頑張ります」


Thomas Tartemann



※このブログでのみ公開するという条件で翻訳・掲載の許可を頂いているので転載はしないで下さい